子ども樹木博士の実施プログラム
              

        
木の名前をおぼえながらの散策(樹木ツアー)

樹木名に詳しいインストラクターに案内されて10名程度の小グループで参加者は、樹木の葉や枝をふれながら森や公園緑地を散策します。予定されたコースを1時間程度でまわり、樹木の名前をおぼえます。実施組織(主催者)は散策コースを定め、樹木には名札をつけたりインストラクターを用意して、樹木の名前をおぼえやすくします。説明する樹木の種類は、参加者が初心者の場合は30〜40種類程度です。
                

樹木の葉や枝の標本で名前の確認(模擬テスト)

樹木ツアーを終えて、休憩をとり、実力テストを受ける前に、参加者は今、覚えたばかりの樹木の葉や枝の標本で名前を再確認します。テストに出される樹木の特徴をおさらいします。実施組織は、テストに出るのと同じ標本をそろえて、参加者が樹木名をおさらいできるような場所と時間を用意します

樹木の名前の識別試験(テスト)

1人ひとりが樹木の標本を見て名前を識別して解答用紙に記入します。実力テストです。資料を見たり他人からのヒントなどはありません。厳格にテストを受けます。実施組織は、出題する樹種の標本を用意して、テストが公正に行われる場所と時間を設けます。参加者の樹木識別の実力が公平に評価できるように工夫します。


認定書の授与

テストの答えをただちに採点して、全国統一の次の認定基準で「子ども樹木博士」の認定書を作り、1人ひとりに授与し激励します。ネットワーク事務局は美しい認定書の用紙を提供します。それに実施組織の名前と認定者の名前を書き入れると認定書が出来上がります。